天然の還元水とは

そもそも還元水って何?

ここでは天然水(ミネラルウォーター)の中でも、糖尿病に対して優れた効果が期待できる還元水について、そのエビデンスとあわせて紹介しています。

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natural water

過酸化状態の身体を健康に

還元水とは、一般的に水を電気分解して生成されるアルカリイオン水のことを指します。 人間の身体は、酸素を利用することで生命を維持しています。その反面、生活習慣やストレスにより 酸素の酸化力が肉体をサビさせ、さまざまな病気の原因になっているとも言われています。 この過酸化状態の身体を還元し、健康な状態に戻してくれるのが還元水。
還元水は、カルシウムやマグネシウムなどのミネラル成分を含んでいます。

血糖値を下げる報告も

還元水は、飲用すると胃腸の働きを改善して便通をよくする、抗酸化作用を持ちます。また、エイジングケアにも役立つと期待されており、中には、糖尿病患者の血糖値を優位に下げる報告も。 還元水にはいくつか種類があり、天然水から取れる還元水だけではなく、電気分解され生成されるものは電解還元水と呼ばれます。ほかには、スティック式やピッチャー式などがある金属(マグネシウム)を使用した金属イオン式還元水、ほぼ中性でマイナスの還元電位を持った早川式ミネラル還元水といったものも存在。血糖値を優位に下げたといわれている天然の還元水について、エビデンス(研究結果)とともに以下でご紹介しましょう。

efficacy

糖尿病に効果を発揮する
研究結果を持った水とは?

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ヒトに対する研究結果がある天然の還元水「日田天領水」

日本では還元水の研究が急速に進んでおり、糖尿病に対する効果としては九州大学の研究に興味深いエビデンスがあります。 研究は、天然の電解還元水である日本の日田天領水と、ドイツのノルデナウ水が使用されました。
2002年の天然水による抗糖尿病の研究の中で

“電解還元水、日田天領水及びノルデナウ水はハムスター膵臓β細胞由来HIT-T15細胞 において細胞内活性酸素を除去し、インスリンの分泌を著しく促進することが示されている。”
としています。

九州大学の白畑教授による2006年の試験では、インスリン欠乏に起因する1型インスリン依存型糖尿病にも効果が期待できることがわかり、 “患者数の割合が高い2型糖尿病ではヒトへの改善作用”も発表しています。

“1日当たり 2 リットルのノルデナウ水を飲んだ411症例の2型糖尿病患者(平均年齢、71.5才)の 45%において、血糖と HbA1cレベルは6日間の飲用後有意に低下した。 これらのレベルはより長い期間にわたる飲用の後には更に低下した。”
とあります。
また中国吉林省長春市の第一中央病院でも同様の試験が行われており、臨床試験では“日田天領水を飲んだ89%の糖尿病患者において血糖値が有意に低下した” と、ノルデナウ水をも上回る結果が示されました。
九州大学の研究報告では、還元水の活性酸素消去剤としての機能を中心に抗糖尿病効果だけでなく寿命延長効果や抗腫瘍効果、抗動脈硬化効果にも触れています。 今後さらなる研究の進展が望まれますが、還元水は糖尿病に対して優れた効果を発揮し、健康改善に役立つと言えるでしょう。

引用元:九州大学|健康に良い還元水研究の進歩p.8(PDF)

もっと詳しくは
日田天領水とは日田天領水とは

注目するべきは天然の還元水

天然の還元水の中には、日本の日田天領水やドイツのノルデナウ水のように糖尿病患者への研究結果も発表されている還元水もあり、注目の天然水です。 そのメカニズムは、人工的に電気分解して生成したものではなく、湧水や井戸水の中にマイナスの電気エネルギー(還元電位)によって出来ているといわれています。 どこでも採水できるわけではなく、天然の環境の中で還元水が生まれるには5年~50年くらい時間が必要と言われており、飲み水としては極めて希少性が高いもの。
人工で作られた還元水は、専用の浄水器が必要であることから価格が高め。また、糖尿病への効果に対する研究が無いため、オススメできません。

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